ICTSC7の感想
¾ - 3/5 に第7回トラブルシューティングコンテスト (ICTSC7) が開催されました。 今回自分は @palloc と問題リーダーとして半年間準備を行いました。 参加者の感想がまだ集まり切っていませんが、自己評価としては参加者にも楽しんでもらえる良い大会を運営できたのではないかと思っています。 この記事では大会を時系列で振り返ってみようと思います。
ふりかえり
合宿 (10/29 - 10/30)
キックオフミーティングの前に合宿があったような気がします。 問題の案などを出してもらったり、この大会がどのようなものであるかを共有することのほかに、今回は思い切って遊びました。 これが功を奏したのか、割と雑談が増えたのではないかと… (気のせい?)
約4ヶ月の準備期間
そこからは直接全員集まることはなく、ほとんどリモートで作業を行うことになりますが非常に大変でした。
やはり学生の本業は学業 であるはず なので、トラコンのタスクはどうしても優先度に低いものになります。
やってほしいこととやらなければいけないことを分けて認識し、やらなければいけないことは必ずやってもらうことが重要であったと思います。
Hotstage Phase 1 (2/18 - 2/24)
六本木のCiscoさんのオフィスをお借りして準備をしていました。 その際、付箋で全体のタスクをジャンルごとに分け、Pending(作業予定) / Woring (作業中) / Done (終了) の3つのゾーンに分けたかんばん方式で管理しました。 全体の視認性が上がり、アナログがやはり最強であると証明されてしまった気がします。 個人的にはDoneの付箋がどんどん増えていく達成感と、前回と比べて順調に進みすぎているため何か大きな見落としがあるのではないかという不信感がずっと戦っていました。
Hotstage Phase 2 (2/24 - 3/3)
現地であるNTT 東日本さんの部屋をお借りして実際の設営などを行いました。 リハーサルを行い、点数の調整などの微調整を行いました。 問題の構築などは早々に終わり、微調整や不具合の修正などに時間をさけたことは快挙でした。
本番 (¾ - 3/5)
やはり、新しいルールや取り組みによるトラブルが発生しましたが、リハーサルも行ったおかげで最低限に抑えられたかと思います。 実際に開催してみてわかるルールなどの改善点が多く見つかったので次回の参考にしようと思います。 TAZ問題(掃除のおばちゃんによる電源OFF)は反響が大きく(・∀・)ニヤニヤ という感じです。
打ち上げ
みんなテンションが高く、盛り上がる余裕があることは信じられないことでした。 各人それぞれはやはり思うところがあると思いますが、少なくともとても笑って打ち上げができるような大会にできてよかったと思います。
(↑ うるさいくらいにテンションが高い一例)
まとめ
今大会は問題リーダーとして参加者に楽しんでもらうということを目標としました。 そのため前回大会の反省にも上がった点も踏まえて以下のことに挑戦しています。
- 各問題のシナリオの調整
- ルールの工夫 (http://icttoracon.net/archives/3701)
- (ルールを乞ってしまったせいで迷惑をかけた @kyontan をはじめとしたコンテストサイトの開発のみなさま本当にありがとうございました。)
- リアルタイム採点
- トラブルの内容とどこまで解決してほしいかを明確にする
- 問題を解くにあたって、ほかの要素を問題のトラブルだと勘違いしないような構成にする
- 特に物理機材
どれも難しいことでしたが、運営メンバーと協力することでなんとか形にすることができました。 問題リーダーが2人いる構成でしたが、密に連携をとることで円滑に運営メンバーに仕事をしてもらうことができたと思います。
当然、今大会が成功したことは大会にかかわっているすべての方のおかげです。 特に学生の不手際でいつも迷惑をおかけしてしまう大人の皆さまには頭が上がりません。 関係者の皆様方本当にありがとうございました。
参加者の皆さんも、もし楽しんでいただけたのであればまた参加してください。